内容説明
激変する国際政治・経済環境、押しよせる国際化・自由化の波。規制緩和アクション・プログラムも始動して石油業界はいま時代的転換の真只中に立たされている。海図のない航海の進路をどう読み取るか。週刊オイル・リポート所載の好評論４２篇を収録。
目次
石油の広い未来を
逆風に挑む石油開発
１８ドル固定価格制を占う
８周年迎えるイラン革命
外資規制とＰＱの廃止
カルテルの夢去りぬ
給油所と価格メカニズム
米国の石油輸入増加説
第２四半期を占う―固定価格制の阻害要因
経済変革と供給計画―石油危機後体制の転換と石油業界
革新が必要な軽油販売
急成長する東京原油市場
全農は恐竜になるか
石油産業自由化路線へ
好調な日米石油貿易
原油価格安定の構図―米国とＯＰＥＣの協調を基盤に
タンカー護衛作戦―拡散し大義の薄れるイ・イ戦争
生き残る石油企業の条件
最近の石油情勢とその背景
転換期に立つ石油公団
最近の流通行政への疑問―品質分析は法改正・廃止が筋〔ほか〕
