出版社内容情報
現在の商業出版用の標準DTPアプリケーションは米クォーク社のQuarkXPressを日本語版にローカライズした製品ですが、日本語の組版には多くの問題を抱えていました。InDesignは、編集でよく行う先割レイアウトや文字間隔が規則正しく並ぶ日本語組版の機能を充実させ今迄の欠点をほぼ解決して登場しました。それゆえに次世代のDTPソフトとしての呼び声も高く大きな期待をもたれています。そこで本書は、現場に携わるプロのクリエーターを対象に幅広い対応力と奥深さを持っているInDesignの高い機能全体がひととおり理解ができるよう実例を多用して分かりやすく解説。優れた機能と低価格でプロフェッショナルの熱い視線に応えられるよう、添付CD-ROMには体験版を収録。実際に使ってみる事が出来ます。デザイナー・DTPオペレーターが実際に作業で役立つノウハウを満載した上級リファレンスとして、InDesignをご案内いたします。
◎付録CD-ROMの内容(Windows & Macintosh対応)
Adobe InDesign 日本語版 体験版
Adobe Acrobat Reader5.0J
<動作条件(概略)>
Windows版(PrintDrivers)
OS:Windows98/Me/2000
Service Pack5をインストールしたWindowsNT4.0ワークスステーション
CPU:PentiumII以上を推奨
メモリ:124MB以上のRAM
PostScript印刷デバイス:Adobe PostScript Level12またはLevel13
Macintosh版(Adobe PS8.7Jドライバ)
OS:MacOS8.6または9.0
CPU:PowerPC G4プロセッサを推奨
メモリ:192MB以上のRAM
PostScript印刷デバイス:Adobe PostScript Level12またはLevel13
内容説明
新時代のDTPソフトAdobeInDesign実例を多用して、その機能を分かりやすく解説。デザイナー・DTPオペレータ必携の一冊。
目次
第1章 InDesignの基礎知識
第2章 レイアウトフォーマットの作成
第3章 文章処理
第4章 InDesignで作るグラフィック
第5章 カラー処理
第6章 グラフィックデータ処理
第7章 出力処理
著者等紹介
川合満[カワイミチル]
1970年代に編集の世界に入り、理系の書籍や雑誌の編集、取材、執筆に携わる。科学雑誌の編集に携わっていた頃にパーソナル・コンピュータと出会う。その体験記事を書き始めたことをきっかけにマニュアル・ライティングを始める。各種のソフトウェア、ハードウェアのマニュアル制作に携わりながらDTPに手を染め、以来約10年に渡り、マニュアルのライティングと編集、コンピュータ関連書籍の編集などを手掛けている。現在フリー
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