内容説明
年金がもらえるかと不安に思う時代です。相続に関心をよせる人が多くなっています。この相続、できるだけスムーズにやりたいものですが、そのためには、正しい知識が必要不可欠です。相続を円満に済ませるためには、第一に基本のルールを知ることです。そうすれば、役所や専門家の話がよくわかり、やさしくなります。第二に、財産の配分について、腹八分目の心でのぞむことです。お互いをよく理解しあうようにすることです。本書では、相続がスムーズに済むようにするための基本的なルールを、わかりやすく解説しています。
目次
1 相続のあらまし
2 誰が相続人になるか
3 遺産になるもの、ならないもの
4 実際の配分額はいくらになるか
5 遺産分割はどのように行うか
6 遺言状の書き方
7 相続税はこうなっている
8 まぎらわしいケース
9 資料・相談先
著者等紹介
播磨源二[ハリマゲンジ]
中央大学法学部卒業。昭和41年弁護士登録。第二東京弁護士会監事、日本弁護士連合会監事等。昭和43年虎ノ門に4人で明舟法律事務所開設。北多摩方面農協、上場企業等法律担当を通じ、相続案件を多数処理。その間、京王デパート・女性のための相続教室講師を担当し、読売新聞相続特集記事に関与した
川口正明[カワグチマサアキ]
昭和47年秋田経済大学卒業。昭和48年昭和石油ガス(株)の経理実務を10年間担当。期するところあって昭和59年税理士登録・開業。この間農協の税務相談担当、農家の相続その他資産税を扱って今日に至っています
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