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出版社内容情報
わたしの“特別”が、 どうか、あなたにとっても そうでありますように。七浜高校水族館部のふたりきりの部員となった、小雪と小夏。
小雪は高嶺の花の優等生として、小夏は都会からの転校生として、
異なる孤独を抱え、お互いに惹かれ合っていく。
連れ立って町の夏祭りへ出かけたある日、
小夏は、以前から気になっていたことを小雪に問いかける。
「初めて会ったあのとき、どうしてわたしに声をかけてくれたんですか?」
小雪は戸惑いながら、慎重に言葉を紡ぐが、
うまくまとまらず、不器用な答えにしかならない。
気まずい雰囲気が流れる中、それでも、
お互いの距離を確かめ合ったふたりは――?
萩埜 まこと[ハギノ マコト]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
33
特別な相手に特別に思っていてほしいだけなのに、うまく伝えられなくてすれ違う小雪と小夏。不器用な二人だから遠回りしたものの、大切に思う気持ちは伝わりましたかね。楓がいい感じに存在感ありましたが、しかし思わぬアクシデントで文化祭がどうなるのか気になる。 2019/03/07
ソラ
15
このもどかしさが何とも言えない2018/12/08
とーちゃん
12
今回も良かったですね。読者の誰しもが言葉にすればいいんだよ!って思うかと思うんですが、やっぱり当事者同士は色々思って直接聞くことはできないですよね。聞いてその先に思った応えを聞けるのか?うまく言葉にできるかもわからないし。そのもどかしさをうまく描いていますね。2018/11/18
オザマチ
12
そわそわしてしまう帆波先輩が可愛い。2018/08/25
いりあ
9
雑誌「電撃マオウ」に連載されている萩埜まこと氏の「熱帯魚は雪に焦がれる」の第3巻です。夏祭りでの1件からギクシャクしてしまった小夏と小雪の不器用なやり取りが続きます。頼ってほしい小雪と先輩のために一人前になろうと頑張る小夏。どちらもお互いを思っての優しい行動だったはずなのに、微妙にすれ違ってしまうのが不器用なところか。そして2人で迎える運命のハマチショー、文化祭へと思ったら、ラストどうなってるの…。2019/03/16