内容説明
日本的経営に固執していては、海外の顧客ニーズをつかめない。成熟しきった自動車、テレビにかわる新たな成長分野を、いまだに見つけられない日本。ますます顧客との接触が重要になっている情報関連分野での不振は、命取りになりかねない。サバイバルのための戦略はどうたてるのか。
目次
脅威との対決
情報技術の失敗
器用貧乏
東京本社が采配を振れば、最優先されるのは日本である
出荷がすめばそれでおしまい
技術のパワーアップ
組織を解体すべし
権限を分散すべし
顧客との接触を最大限にすべし
安心感を売るべし
二十一世紀に向けて日本は何を望むか
顧客指向の組織をつくる
アメリカにとって最大の脅威は日本によるものではない
明日の日本―グリーンの大津波