内容説明
徳島県で生まれたウミガメの子、ケン太が、黒潮にのって大冒険。ハワイでサメにおそわれたり、大きなクジラに感動したり…。そして、大好きなサクラといっしょに、ついにふるさとの浜へ帰ってきた。『赤いろうそくと人魚』の作者、小川未明没後三十年を記念して創られた〈小川未明文学賞〉第二回大賞受賞作品。
感想・レビュー
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uruga130
1
小川未明賞を受賞した児童書作品として図書館にあったのを読みました。徳島で生まれたウミガメケン太が波乱な冒険を繰り広げつつ成長していく物語。ウミガメの生態を交えつつ、ウミガメの壮大な人生(?)を描いているのだけれど、わたし的にはあまり心に残る部分はありませんでした。ウミガメの生態を知り、人生の荒波にうちかって成長するというテーマで、子どもにはいいのかもしれないけれど・・・2010/08/03
芦屋和音
0
小川未明文学賞第二回大賞受賞作品。正直、これが大賞?と思ってしまったが、昔は低学年向けに教養も入れつつ、視野を広げるような目的もあったのだろう、と思うことにする。2012/10/03
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