内容説明
現代は「ゆらぎの時代」。次代の政治・経済・社会・都市・メディアはどう変わるのか、学界、経済界の第一線の12人がその変化の予兆を読み解き、21世紀の方向性を予測する。
目次
1章 消費文化と新しい豊かさ―21世紀における社会とライフスタイル(中村達也)
2章 日本人の想像力と創造性―技術革新の過去・現在・未来(吉川弘之)
3章 メディア文化論の地平―都市革命とメディア革命の共振(伊藤俊治)
4章 都市空間と豊かな生活世界の実現―これからの都市論の基本的視座(上田篤)
5章 世界の中の日本の役割と責任―グロバリゼーションの中での調和ある発展のために(舛添要一)
6章 ネットワーク社会の企業と産業―資源配分の経済から需要創造の経済へ(今井賢一)
7章 市場創造型企業の条件〈パネル・ディスカッション〉
8章 ゆらぎ社会を解読する―消費社会論への接近(堤清二)