内容説明
あらゆる民族に存在する豊かな生活造形の世界。人々はどのように素材を利用し、その地の風土と文化環境に合った染織・服飾を作り上げてきたのか。また、その伝統をいかに受け継いでいくべきか。豊富なフィールドワークに裏打ちされたアジア染織・服飾史研究の集大成。
目次
1 総説編(服飾文化;染織文化)
2 地域編(東アジア;東南アジア・南アジア;西アジア・中央アジア;ヨーロッパ)
著者等紹介
道明三保子[ドウミョウミホコ]
1942年生まれ。東京大学文学部美術史学科卒。同大学院人文科学研究科修士課程修了。文化学園大学名誉教授。フランス政府給費生としてリヨン織物美術館で学ぶ。東京大学イラク・イラン学術調査に参加。世界各地で染織史、服飾史の調査研究を続け、文化学園服飾博物館で国内外の染織品の収集と展示を手がける。文化女子大学(現文化学園大学)教授、放送大学客員教授、文化学園服飾博物館学芸室長、国際染織学会(CIETA)日本代表委員、アジア民族造形学会理事、平山郁夫シルクロード美術館理事、大日本蚕糸会評議員などを歴任。蚕糸功績賞受賞。現在、道明組紐教処長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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