目次
序章 ライブドア強制捜査に隠された陰謀
1章 ライブドアショックの“謎”を解明する
2章 ライブドアはそんなに悪い事をしたのか?
3章 ライブドアショック類似事件の“闇”
4章 東京地検特捜部は正義の味方ではない
5章 耐震強度偽装問題隠しに利用されたライブドア
著者等紹介
大村大次郎[オオムラオオジロウ]
1960年生まれ。大阪府出身。主に法人税担当調査官として10年間国税に勤務する。現在、経済犯罪関係や脱税関係の執筆を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あらびっくり
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ライブドア事件の不可解な点として、なぜ、いきなり東京地検特捜部の捜査が入ったのかのいうことがある。通常なら先に証券取引等監視委員会や東証の調査や指導が入るが、いきなりの特捜部である。ライブドア取引は確かに違法すれすれの行為をしていたが、書類の偽造など明らかに犯罪性の高いことは行われていない。公的な捜査機関というのは世間の心理を利用することがあり「~が入ったのだから、あいつは悪いことをしたに違いない」、そういうふうに世間に思わせることが、この事件には見え隠れすると大村氏は指摘している。2020/11/08