内容説明
本書は、ともに流通業界をリードする点といい、第三次産業、ひいてはわが国経済界を背負って立つという意味においても、傑出した人物である中内功氏と堤清二氏とのあくなき戦いぶりをレポートした。
目次
1章 南海買収で中内功の“西武・セゾン潰し”が始まった
2章 清二セゾン包囲網をしく中内・義明の“握手”
3章 清二に負けたくない中内のファミリーマート包囲作戦
4章 ジュニア帝王学に受継がれる宿命の対決
5章 カード戦争で西武の後塵を拝するダイエーの3年後逆襲戦略
6章 「雑誌は中内、TVは清二」セゾン対ダイエー・メディア戦争
7章 中内・清二・義明―「ホテル・街づくり」で激突
8章 勝ち残るのはセゾンかダイエーか・スポーツ、文化、リゾート戦略
9章 「清二の文化」をあざ笑う中内の深謀遠慮