目次
第1部 大学基準協会『内部質保証ハンドブック』の視座と論点(内部質保証に関する大学関係者の「現況」認識;日本の大学における内部質保証の実質化のためのIRの取組の現状―「内部質保証」現況調査アンケートを基に;教育改善マネジャーによる内部質保証の実践)
第2部 大学基準協会『内部質保証ハンドブック』による提言(内部質保証の効果的運用のための道標;内部質保証システムの導入―その課題、そして具体的な施策へ;大学教育の実質化に向けた内部質保証システムの構築;内部質保証システムの有効性と大学基準協会の役割―むすびにかえて)
資料編(「第3期認証評価における大学評価の基本方針」(大学基準協会大学評価企画立案委員会)
「第1回アンケート調査」実施要領及び様式
「第2回アンケート調査」実施要領及び様式)
著者等紹介
早田幸政[ハヤタユキマサ]
中央大学
工藤潤[クドウジュン]
大学基準協会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Roy
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内部質保証においては、3つのポリシーの設定とそれに基づく学位プログラムの構築が重要である。それは各教育組織において意図する学習成果を明確化し、それを修得するための体系的カリキュラムの編成、効果的教授法の開発と実施、適切な学習支援活動、厳格な成績評価と学位授与等を相互に整合させるとともに、それに相応しい入学者を確保することである。学位プログラムにおいて、PDCAサイクルを不断に機能させるためのガバナンスを確立し、全学的教学マネジメントを実施することが、内部質保証の実質化へつながる。2018/05/19