内容説明
これからの福祉職場は、サービスの質の向上と効率性の確保がこれまで以上に問われることになる。「専門性」と「組織性」の両輪が整うことによって、利用者が真に望む良質なサービスを実現することができるようになるし、担い手である職員一人ひとりの自己実現も確立されてくることだろう。本書は、福祉職場の第一線で利用者サービスの向上をめざし、献身的に努力されている職場リーダーの方々のために刊行された一冊である。
目次
第1部 OJTとリーダーシップ
第2部 実践ケーススタディ(管理者・指導的職員の役割とOJT;新任職員の受け入れと戦力化;中堅職員を伸ばすOJT;組織の活性化とベテラン職員へのOJT;パート・非常勤職員へのOJT;業務計画の策定とOJT;サービスマナーを高める;ホウレンソウの活性化とOJT;仕事の改善、問題意識を育てる;人事考課の導入と考課者研修の進め方;職場リーダーを育てる;指導的職員としての自己開発)
著者等紹介
宮崎民雄[ミヤザキタミオ]
法政大学法学部法律学科卒業後、産業教育関係の出版社編集長を経て、エイデル研究所設立に参画。現在、エイデル研究所代表取締役所長、日本OJT研究センター常任理事。企業の人材育成及び人事管理制度等に関するコンサルタント。社会福祉分野では、福祉人材の養成研修に関する各種委員会に参画。全社協および各都道府県社協の研修講師としても活躍
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