著者等紹介
かんのゆうこ[カンノユウコ]
1968年東京生まれ。「見えるものの奥にあるもうひとつの物語」をテーマに、透明感あふれる物語を創作している
たなか鮎子[タナカアユコ]
1972年福岡生まれ。グラフィックデザイナー、イラストレーターとして活動中。2000年、ボローニャ国際児童図書展の絵本原画展入選
大久保ひろし[オオクボヒロシ]
1967年東京生まれ。慶応義塾大学法学部卒業。子供時代をアメリカで過ごす。現在は外資系証券会社に勤務。翻訳、出版は『碧空のかけら―チベットの子どもからのおくりもの』が初めてとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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gatta blu
3
心の空虚を抱えた旅人と旅先で出会った少年との交流。貧困にもかかわらず純粋無垢な少年とのふれあいは、どれほど衝撃的に旅人の心に響いただろう。お話は日本語と英語で書かれていて、チベットの歴史や里親活動についても説明がある。2014/09/01
anko
2
実話を元にして書かれた絵本。本当の宝である優しさと思いやりを持ったチベット人の子供とのお話。 その純粋な愛情に泣けてくる。 いまだなおつらく苦しい思いをしているチベット難民がたくさんいる。そして国内に取り残され中国に弾圧され続けているチベット人も。どうか早くチベットがもとの国になりますように。 印税はチベットの子供たちの教育費や学校建設費に役立てられます。 2013/11/29