十七音で戦争に抗した杉並の川柳人たちの群像―井上剣花坊・信子・鶴彬・鶴子の反戦・平和川柳の足跡

個数:

十七音で戦争に抗した杉並の川柳人たちの群像―井上剣花坊・信子・鶴彬・鶴子の反戦・平和川柳の足跡

  • ウェブストアに11冊在庫がございます。(2025年09月26日 23時59分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 344p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784871542951
  • NDC分類 911.46
  • Cコード C1095

内容説明

本書は、井上剣花坊が創設した『川柳人』の百年の歴史をもつ柳樽寺川柳会の足跡を辿り、井上剣花坊・信子・鶴彬・鶴子・佐藤岳俊らの反戦・平和川柳の足跡を十七音で戦争に抗した杉並の地で活躍した川柳人たちの群像を中心に紹介したいと思います。

目次

序 江戸の「古川柳」と明治の「新川柳」
第一章 井上剣花坊の「近代川柳」の誕生
第二章 『大正川柳』の川柳作家たちの群像
第三章 百花繚乱の『大正川柳』の女性川柳作家たち
第四章 田中五呂八と森田一二の「川柳論争」―「藝術派川柳」と「プロレタリア派川柳」
第五章 小樽の小林多喜二と田中五呂八の藝術論争
第六章 井上信子の「女性川柳」とジェンダー平等論
第七章 『川柳人』の三人の女性川柳作家たち
第八章 城西消費組合の勝目テルと井上信子・鶴彬
第九章 剣花坊の〈死〉を悼む信子と鶴彬
第十章 『川柳人』の鶴彬の評論と一呼吸詩
第十一章 戦時下の信子と鶴彬の『蒼空』
第十二章 鶴彬の川柳リアリズム宣言
第十三章 井上信子の「社会派川柳」と女性作家たち
第十四章 剣花坊・信子・鶴彬の遺志を継ぐ大石鶴子の社会派「平和川柳」の世界
第十五章 現代川柳作家・佐藤岳俊の『川柳人』の足跡

著者等紹介

平川柳[タイラセンリュウ]
十八世川柳宗家閑成庵川柳。1958(昭和33)年6月30日、東京都杉並区高円寺生まれ。玉川大学文学部英米文学科卒業。同大学院修士課程文学研究科英文学専攻修了。早稲田大学大学院修士課程文学研究科芸術学(演劇)専攻修了。明星大学大学院博士課程人文学研究科英米文学専攻修了。博士(英米文学)。桐朋学園大学短期大学部、秋田栄養短期大学等を経て、現在、尚美学園大学、北里大学、江戸川大学の兼任講師。『舞台芸術』『文学』『日本文化論』『英語』等を担当。1981(昭和56)年、一行詩人で現代川柳評論家の山村祐に師事。現在、東京川柳会主宰。十八世千流宗家平川柳を嗣号(旧号:平宗星)『毎日新聞』(埼玉版)川柳選者、『平和新聞』『平和川柳』選者。一般社団法人全日本川柳協会常任理事。日本詩歌文学館評議員(川柳)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品