内容説明
気候変動の影響などによる海の壊滅的な姿。海も地球そのものも破壊してしまう戦争。地球の危機を救うために、海から見えることを知ってほしい―ダイビングキャリア40年以上のプロダイバーの海からのメッセージ。
目次
第1部 気候危機(気候変動―サンゴの悲鳴;気候危機―海は熱くなっている;気候正義;猿の惑星・家畜の惑星・コロナの惑星;知ることは希望)
第2部 平和の危機(戦争と環境破壊―戦争の準備から戦後までのすべてが環境破壊!;気候変動で終わらない戦後;経済的徴兵;経済的徴兵はつくられていく;辺野古からの伝言―「人間中心主義」から脱却せよ! ほか)
著者等紹介
武本匡弘[タケモトマサヒロ]
プロダイバー、環境活動家。1985年、ダイビング会社設立。プロダイバーとしてのキャリアは約40年、同時にこの間4団体の環境NPOにかかわり、ダイバーとして主に環太平洋の海洋環境の変化などを記録し続ける。2024年10月、NPO法人パパラギ住まいのサポートセンター設立、代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
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事態は急を要する 前代未聞の危機感 海の熱波、竜巻、風の変化 気候正義という倫理的視座 人種差別や植民地主義の表れ この状況は容認できない まるで家畜の惑星 人間は自然と乖離してはいけない 知ることは希望 気づきのおすそ分け伝言版 火事場泥棒のごとく強行される危険性 戦争と環境破壊は同じ問題 辺野古の基地建設による自然破壊 人間中心主義からの脱却 つくられる貧困 命と引き換えの経済的誘引 待ったなしの状況 世代と国境を超えた団結の必要性 日米軍事一体化という明白な事実 戦争は終わるという希望2025/05/07