目次
第1章 ALPS処理水とトリチウムの基礎知識
第2章 なぜ漁業者は処理水の海洋放出を認めないのか
第3章 福島県民は海洋放出をどう受け止めたか
第4章 汚染水対策は事故機の廃炉とも密接に関係する
第5章 政治の責任をどう果たしていくか―安心と信頼が得られなければならない
第6章 処理水問題の解決に向けた科学・社会両面からの提案
著者等紹介
岩井孝[イワイタカシ]
1956年千葉県香取郡東庄町生まれ。1979年京都大学工学部原子核工学科卒業、1981年京都大学大学院工学研究科修士課程修了。専攻は原子核工学。1981年日本原子力研究所入所。主に高速増殖炉用プルトニウム燃料の研究に従事。統合により改称された日本原子力研究開発機構を2015年に退職。現在、日本科学者会議原子力問題研究委員会委員
大森真[オオモリマコト]
1957年福島県福島市生まれ。1983年明治大学政治経済学部卒業。同年9月、テレビユー福島開局時に入社。福島県政記者クラブで原発問題などを担当。業務部長、編成部長等を経て、2012年3月より報道部長、同年6月報道局長。2016年春退社し飯舘村役場に転職、現在に至る
児玉一八[コダマカズヤ]
1960年福井県武生市(現在の越前市)生まれ。1980年金沢大学理学部化学科在学中に第1種放射線取扱主任者免状を取得。1988年金沢大学大学院医学研究科博士課程修了。医学博士、理学修士。専攻は生物化学、分子生物学。現在、核・エネルギー問題情報センター理事
小松理虔[コマツリケン]
1979年福島県いわき市生まれ。2003年法政大学文学部史学科卒業。地域活動家。福島テレビ記者、雑誌編集者、かまぼこメーカー勤務などを経て独立。現在は、地域の中小企業や医療福祉法人の情報発信、コミュニティデザインなどに関わる
鈴木達治郎[スズキタツジロウ]
1951年大阪府大阪市生まれ。1975年東京大学工学部原子力工学科卒。1979年米マサチューセッツ工科大学(MIT)大学院「技術と政策」プログラム修士課程修了。1988年東京大学工学博士。米MITエネルギー環境政策研究センター、(財)電力中央研究所などを経て、2010年1月~2014年3月に原子力委員会委員長代理。2014年4月より長崎大学核兵器廃絶研究センター教授
野口邦和[ノグチクニカズ]
1952年千葉県佐原市(現在の香取市)生まれ。1975年東京教育大学理学部卒業、1977年東京教育大学大学院理学研究科修士課程修了、理学博士(日本大学)。専攻は放射化学、放射線防護学、環境放射線学。元日本大学准教授、元福島大学客員教授。元福島県本宮市放射線健康リスク管理アドバイザー(2011-2021年)。現在、原水爆禁止世界大会実行委員会運営委員会共同代表、非核の政府を求める会常任世話人など
濱田武志[ハマダタケシ]
1969年大阪府吹田市生まれ。1993年北海道大学水産学部漁業学科卒業、1999年北海道人学大学院水産学研究科博士後期課程修了、博士(水産学)。専攻は地域経済論、水産政策論。東京海洋大学准教授を経て、現在、北海学園大学経済学部教授(開発研究所長兼任)
半杭真一[ハングイシンイチ]
1976年福島県相馬郡小高町(現在の南相馬市小高区)生まれ。1999年帯広畜産大学畜産学部畜産管理学科卒業、2001年帶広畜産大学大学院畜産学研究科修士課程修了、博士(国際バイオビジネス学)。福島県庁を経て、現在、東京農業大学国際食料情報学部アグリビジネス学科准教授。専門分野は農産物のマーケティングと消費者行動研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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