内容説明
日本でのファクトチェック草分けの筆者が、「あなたもファクトチェッカーに」と呼びかける。いま、急速に重要さを増すファクトチェック。世界での取り組みの広がりと、日本での始動を紹介し、ファクトチェックのすすめ方、ルールなどの実際を記す。
目次
1章 ファクトチェックとは何か
2章 ファクトチェックをリードするFIJの取り組み
3章 総選挙でのファクトチェック
4章 沖縄県知事選挙でのファクトチェック
5章 大阪ダブル選挙でのファクトチェック
6章 ファクトチェックの国際的な潮流
著者等紹介
立岩陽一郎[タテイワヨウイチロウ]
ジャーナリスト。1967年生まれ。1991年、一橋大学卒業後、NHK入局。テヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクなどを経て、2016年12月に退職し、2017年からフリーランスとして活動。アメリカン大学(米ワシントンDC)フェロー。認定NPO運営の「ニュースのタネ」編集長として、調査報道とファクトチェックに取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
1959のコールマン
47
☆4。「ファクトチェックとはなにか」と違い、この本では実際の事柄についてファクトチェックをした作業結果が公表されている。ファクトチェック現場報告、といったところか。しかし、内容がダブっている所多し。今の所関わっているメディア、個人等が少ない為、扱われる主題が偏りがちになっているようだ。確かに政治系、経済系のファクトチェックは重要だが、生活に密着した主題をファクトチェックしても良いのでは?と思った。まあ、2冊読んでファクトチェックが大分分かるようになったので、これからは実践していきたい。事実は大事だ!2020/01/29
Juonn Izuhara
1
情報が事実であるということは「情報化社会」の大前提でなくてはならない。2019/06/12
IamKentaroboy
0
ファクトチェックという名の揚げ足取りの例が多かった印象2024/01/22
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