武器輸出大国ニッポンでいいのか

個数:
  • ポイントキャンペーン

武器輸出大国ニッポンでいいのか

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年07月19日 19時51分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 187p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784871541480
  • NDC分類 559.1
  • Cコード C3036

出版社内容情報



まえがきに代えて―「メイドインジャパン」を平和産業の代名詞に

1章 戦争を欲する社会にしてはならない
    ―元経産官僚が見る武器輸出解禁「悪魔の成長戦略」
                古賀 茂明

2章 国策化する武器輸出
    ―武器輸出ビジネスの最前線から見えること
                望月 衣塑子

3章 急進展する軍学共同にどう抗するか
    ―問われる科学者の社会的責任
                池内 了

4章 「死の商人国家」にさせないために
    ―武器輸出反対ネットワーク(NAJAT)の取り組み
                杉原 浩司

あとがきに代えて―「武器輸出をしない」国を選び直すこと


池内了[イケウチサトル]
1944年兵庫県生まれ、1972年京都大学大学院理学研究科物理学専攻修了、理学博士。京都大学を皮切りに北海道大学・東京大学・大阪大学・名古屋大学の5旧帝大を経て総合研究大学院大学に勤務。
現在は、名古屋大学および総合研究大学院大学名誉教授。専門は宇宙物理学・宇宙論、科学・技術・社会論。
著書に、『宇宙論と神』『物理学と神』(いずれも集英社新書)、『科学の限界』(ちくま新書)、『科学と人間の不協和音』(角川新書)、『疑似科学入門』(岩波新書)、『科学・技術と現代社会』(みすず書房)、『重大な岐路に立つ日本』(共著、あけび書房)などがあり、最新刊は『科学者と戦争』(岩波新書)。

古賀茂明[コガシゲアキ]
1955年長崎県生まれ。東京大学法学部卒、通商産業省(現経済産業省)に入省後、産業再生機構執行役員、経済産業政策課長、中小企業庁経営支援部長などを歴任。2008年国家公務員制度改革本部審議官に就任し大胆な改革を次々と提議。霞ヶ関「改革派の旗手」となる。
2011年9月末に経済産業省退官後も報道機関の自粛ムードの中で、圧力に負けず独自の見解の発信を続ける。
同年より大阪府市統合本部特別顧問を務める。
報道ステーションコメンテーターを3年間務めたが、安倍政権の圧力などにより2015年3月で降板。
2015年3月「改革はするが、戦争はしない」市民キャンペーン【フォーラム4】を立ち上げる。http://forum4.jp/
同年5月、外国特派員協会「報道の自由の友賞」受賞。
著書:『日本中枢の崩壊』(講談社)、『官僚の責任』(PHP新書)、『信念をつらぬく』(幻冬舎新書)、『利権の復活』(PHP新書)、『国家の暴走』(角川新書)など

杉原浩司[スギハラコウジ]
1965年鳥取県生まれ。1980年代半ばより市民運動に参加。PKO法反対、故・小田実さんら阪神・淡路大震災被災者による住宅再建への公的支援を求める「市民=議員立法」、ミサイル防衛反対、脱原発、秘密保護法反対などに取り組む。2015年の戦争法案審議では、集団的自衛権問題研究会ニュースレビュー編集長として、国会審議ダイジェストを発信。武器輸出反対ネットワーク(NAJAT)代表。
『世界』別冊「2015年安保から2016年選挙へ」に「国会を市民の手に取り戻す―『戦後最長国会』審議の内実」を寄稿。同誌2016年6月号の武器輸出特集の座談会に参加。『ビッグイシュー日本版』2016年7月15日号特集「軍事化する日本」にインタビュー記事掲載。『宇宙開発戦争』(ヘレン・カルディコット他著、作品社)に「日本語版解説」を執筆。

望月衣塑子[モチヅキイソコ]
1975年、東京都生まれ。東京新聞記者。慶応義塾大学法学部卒業後、東京・中日新聞社に入社。千葉、神奈川、埼玉の各県警、東京地検特捜部などで政治家の汚職問題など事件を中心に取材。2004年、日本歯科医師医連盟のヤミ献金疑惑の一連の報道をスクープし、自民党と医療業界の利権構造を暴く。2009年には、足利事件の再審開始決定をスクープする。東京地裁・高裁での裁判担当後、経済部記者などを経て、現在は社会部遊軍記者。日本学術会議や軍学共同、武器輸出問題を主なテーマに取材。
著書に『武器輸出と日本企業』(角川新書)。『世界』2016年6月号特集「死の商人国家になりたいか」(岩波書店)で「国策化する武器輸出」を寄稿。二児の母、趣味は子供と遊ぶこと。

内容説明

武器輸出三原則を突然撤廃した安倍政権。急速に進むその知られざる実情は…

目次

1章 戦争を欲する社会にしてはならない―元経産官僚が見る武器輸出解禁「悪魔の成長戦略」(「武器輸出三原則」を一瞬で撤廃した安倍政権;オーストラリアへの潜水艦商戦の顛末 ほか)
2章 国策化する武器輸出―武器輸出ビジネスの最前線から見えること(日本、潜水艦事業で脱落;終始、消極姿勢だった日本 ほか)
3章 急進展する軍学共同にどう抗するか―問われる科学者の社会的責任(戦後の平和路線とその逸脱;防衛省の戦略 ほか)
4章 「死の商人国家」にさせないために―武器輸出反対ネットワーク(NAJAT)の取り組み(グロテスクな本音;「武器輸出反対ネットワーク」結成前史 ほか)

著者等紹介

池内了[イケウチサトル]
1944年兵庫県生まれ、1972年京都大学大学院理学研究科物理学専攻修了、理学博士。京都大学を皮切りに北海道大学・東京大学・大阪大学・名古屋大学の5旧帝大を経て総合研究大学院大学に勤務。現在は、名古屋大学および総合研究大学院大学名誉教授。専門は宇宙物理学・宇宙論、科学・技術・社会論

古賀茂明[コガシゲアキ]
1955年長崎県生まれ。東京大学法学部卒、通商産業省(現経済産業省)に入省後、産業再生機構執行役員、経済産業政策課長、中小企業庁経営支援部長などを歴任。2008年国家公務員制度改革本部審議官に就任し大胆な改革を次々と提議。霞ヶ関「改革派の旗手」となる。2011年9月末に経済産業省退官後も報道機関の自粛ムードの中で、圧力に負けず独自の見解の発信を続ける。同年より大阪府市統合本部特別顧問を務める。報道ステーションコメンテーターを3年間務めたが、安倍政権の圧力などにより2015年3月に降板

杉原浩司[スギハラコウジ]
1965年鳥取県生まれ。1980年代半ばより市民運動に参加。PKO法反対、故・小田実さんら阪神・淡路大震災被災者による住宅再建への公的支援を求める「市民=議員立法」、ミサイル防衛反対、脱原発、秘密保護法反対などに取り組む。2015年の戦争法案審議では、集団的自衛権問題研究会ニュースレビュー編集長として、国会審議ダイジェストを発信。武器輸出反対ネットワーク(NAJAT)代表

望月衣塑子[モチズキイソコ]
1975年、東京都生まれ。東京新聞記者。慶応義塾大学法学部卒業後、東京・中日新聞社に入社。千葉、神奈川、埼玉の各県警、東京地検特捜部などで政治家の汚職問題など事件を中心に取材。2004年、日本歯科医師医連盟のヤミ献金疑惑の一連の報道をスクープし、自民党と医療業界の利権構造を暴く。2009年には、足利事件の再審開始決定をスクープする。東京地裁・高裁での裁判担当後、経済部記者などを経て、現在は社会部遊軍記者。日本学術会議や軍学共同、武器輸出問題を主なテーマに取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kiho

5
気付かないうちに変化している情勢…時代は動いてる…。2018/04/01

星辺気楽

3
世界が変わったのではなく日本が変わった。2016/11/17

Daisuk

0
自分の考えを詰めるきっかけになった。理屈的には著者方々の言う通りと思う一方、彼らは民間メーカー経験者ではないから、全て正しいと思えない。技術進歩が軍事技術から進む部分があることは抜かれている。武器輸出を中止にする代わりの経済政策提案が無いと、ますます国内企業が衰退する懸念がある。加えて戦争する目的でなく、武器を持つ事で攻め込まれない世界情勢になっている中で実現は難しいと思う。2024/09/12

おひさ

0
2016年に出版された本だが、今でも知っておくべき内容が沢山あった。今の政府がやってる防衛方針を早いうちに修正しないと、末は戦争への加担になる可能性がある。イスラエルと兵器の共同開発の話があったり、思った以上に日本は兵器を作っていると知れた。大学での研究費が少ないので軍学共同が促進している問題。企業も儲ける事柄がなくなってきて、ついには兵器生産に手を出すしかない現状況。憲法解釈をなし崩して、日本をただのアメリカの下請けにしてしまう政治。あまりメディアが取り上げない情報を、とてもわかりやすく勉強できた。2024/04/28

健康平和研究所

0
大学の研究と兵器開発が近づく危険性を知った2019/01/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11177695
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品