内容説明
生活保護バッシングを巧みに利用、そして物価指数を偽装までして生活保護費を大幅削減。誤解と虚偽の拡散で固められた「貧困すぎる日本の生活保護」。
目次
第1章 森永卓郎氏に聞く―金持ちたちの「暗黙の共謀」
第2章 生活保護予算は多すぎるのか―諸外国に比べて圧倒的に少ない
第3章 不正受給は多いのか―生活保護全体のわずか0.5%です
第4章 テレビなどでイメージ操作―生保バッシングのこれだけのウソ
第5章 生活保護利用者の実際―ぎりぎりの生活に追い込まれての日々
第6章 物価指数のイロハ―政府のウソを見抜くための基礎学習
第7章 物価偽装を見抜こう―生活保護基準引き下げの根拠のウソ
著者等紹介
白井康彦[シライヤスヒコ]
1958年、名古屋市生まれ。1984年、一橋大学商学部卒業。1984年に中日新聞社に入社。東京本社整理部、東京本社経済部、名古屋本社経済部、名古屋本社生活部、岐阜支社報道部、北陸本社小松支局などで勤務。2010年8月から名古屋本社生活部編集委員。消費者問題や貧困問題の取材に力を入れてきた
森永卓郎[モリナガタクロウ]
獨協大学教授、経済アナリスト。1957年、東京都生まれ。1980年、東京大学経済学部卒業。テレビ・ラジオでも活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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