内容説明
脱原発は世界の流れ。世界各国の脱原発エネルギー政策と実施の現状、そして、日本での実現の道筋をわかりやすく記す。
目次
第1章 原発依存社会の危険性―福島第一原発事故を踏まえて(放射線、放射性物質、原子力発電;福島第一原発事故の発生とその影響;福島第一原発事故の本当の原因;事故原因をつくり出した社会的背景)
第2章 地球温暖化がもたらす未来危機とそれを回避する条件(人類生存の危機をもたらす地球温暖化;不可逆的で回復不可能な現象;各国のエネルギー対策の動向;危機回避に不可欠な温室効果ガスの大幅削減)
第3章 原子力と再生可能エネルギー(原子力と再生可能エネルギーの特徴;住民主導の再生可能エネルギー普及)
第4章 日本での脱原発・再生可能エネルギー中心の持続可能な社会づくり(日本の温室効果ガス削減目標と現状;日本の再生可能エネルギー普及の現状;日本での再生可能エネルギー中心の持続可能な社会づくり)
資料 日本環境学会緊急提言(2011年4月16日)「震災復興と脱原発温暖化対策の両立を可能にするために」
著者等紹介
和田武[ワダタケシ]
1941年和歌山市生まれ。京都大学大学院工学研究科修士課程修了後、住友化学工業(株)中央研究所、大阪経済法科大学、愛知大学を経て、1996年より立命館大学産業社会学部・教授、2006年より同・特別招聘教授、2008年退職。現在、日本環境学会会長、自然エネルギー市民の会代表。工学博士。専門は、環境保全論・資源エネルギー論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kumonosuke
yo yoshimata
kadoyan
flatone
-
- 洋書
- Defcon One
-
- 和書
- 残虐記