内容説明
急増する自己破産、ホームレス、自殺…。人間らしく生きる権利を問う。ベストセラー『「福祉」が人を殺すとき』著者の渾身の日本列島縦断ルポルタージュ。
目次
1章 「高校へ行きたい」―学資保険裁判(子供にはせめて高校ぐらい;生活保護法では ほか)
2章 ホームレスからの脱出(ねぶたをひと目、見てから;ホームレスを救う「つくし班」 ほか)
3章 理不尽に耐え、そして(「風をさがす道のり」・高さん;親亡き後の不安 ほか)
4章 生活者のための社会保障を(仕事でも生活でも車は必需品;その日その日を精一杯に ほか)
著者等紹介
寺久保光良[テラクボミツヨシ]
1948年、埼玉県に生まれる。日本福祉大学社会福祉学部卒業。医療ソーシャルワーカー、生活保護ケースワーカー、精神医療ソーシャルワーカー、大学講師を経て、現在、障害者共同作業所所長のかたわら、自治体問題・社会福祉問題の取材・執筆活動にとりくむ
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