内容説明
本書では、まず、小泉がこれまで異端派国会議員として繰り返してきたホンネの部分を著作やインタビューや論文からピックアップし、さらに、総裁選出馬以降の発言、政策の微妙なブレ、屈折をとらえて分析、批評する形をとっている。その中から小泉政権が進む方向性が見えてくるだろう。
目次
前編 軍港・横須賀が生んだ選挙地盤と右寄り思想―出処と理念(政治家像;歴史認識;基本理念 ほか)
中編 公約だけが先行し中身が見えない―政策と施策(小泉政権;経済政策;財政問題 ほか)
後編 政界再編成の台風となるか―野合と反目(自民党改革;連立問題;外交問題)
著者等紹介
久慈力[クジツトム]
ノンフィクション作家。社会運動家。1970年前後から第三世界、環境、開発、政治、公共事業などの問題で、研究、運動、著作活動を展開。単行本共著含めて56冊。『週刊金曜日』などで環境問題、公共事業問題等を展開する
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