中公文庫<br> バイオリニストに花束を

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中公文庫
バイオリニストに花束を

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  • サイズ 文庫判/ページ数 255p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122058781
  • NDC分類 760.4
  • Cコード C1173

出版社内容情報

居候での音楽修業時代、もぐりで聴いたカラヤンに“とてつもない何か”を感じた芸大生の頃、N響での指揮者や演奏会・演奏旅行の思い出。のびやかな筆致で綴られた、音楽的日々雑記。

内容説明

だれも信じてくれないが、私は十歳でバイオリンを始める前は、一日に一言も口をきかないような、青白い子供だった―「スーダラ節」に救われた修業時代、もぐりで聴いたカラヤンの「とてつもない何か」、愛憎こもった指揮者の思い出、感動のフィナーレに客席デビュー。元N響バイオリニストがのびやかな筆致で綴る音楽的日々雑記。

目次

演奏家見ならい記
N響という“カイシャ”
N響旅芸人
オーケストラのゲストたち
定年ビフォーアフター
文庫版を買って下さったあなたに二編

著者等紹介

鶴我裕子[ツルガヒロコ]
福岡県(旧・若松市)生まれ。東京芸術大学音楽学部卒業。1975年から2007年まで、NHK交響楽団第一バイオリン奏者をつとめた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へへろ~本舗

4
N響の元バイオリニスト・鶴我さんのエッセイ。クスッと笑える。多分、躅飛山光徳寺の高坂師のことを書かれたであろう話が良かった。こんな寺、こんな人達がいたなんて、豪快で胸がすく。エッセイを読む時はスマホが手放せない。気になる事が出てきたらすかさず検索。気になる書名が出てきたらすかさず図書館に予約か、ネット購入。エッセイ読書はなかなか忙しい。2014/02/05

とす

1
かわいらしい表紙とタイトルにつられた。短い文章だらけなので少しずつ楽しんで読み進められた。著者のことを知るだけでなく、サヴァリッシュ時代のN響の話も知ることができた。2017/03/13

yukitalia

1
実はバイオリン習ってる…けどずーっと下手。N響のバイオリニストの人のエッセイ。むちゃおもろい。バイオリンしてなかったら読まなかったよなあ…よかった、やってて。下手だけど…2016/01/04

ikedama99

1
間空きましたが、読了。演奏家って面白い人も多いのかな。クラリネットの茂木さんの文も面白かった。くすっと、またにやりと笑える部分が多数。この人が面白いと思った作家の本、読んでみたい。武田百合子、米原万里・・などなど紹介されていたっけ。他の本も読んでみたいです。2014/10/12

Snowgirl

1
クスリと笑える、「旅芸人」の痛快なエッセイ。米原万里さんの本も読んでみよう。2014/02/25

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