感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
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07はジェフリー・バワの登場である。紹介されるのは、2邸。バワが最初に設計したのがベントータに建てられたLunuganga。自邸である。小規模で外観には大きな特徴は見られないが、内部空間が素晴らしい。二川由夫のいう、まさに「楽園」である。スリランカは、コロンボやガル(ゴール)に、いわゆるコロニアル様式の建築が多く残されているが、バワのそれは明らかにそれらを越えたポスト・コロニアルを指向する。コロンボの33rd Laneは、さらに一層それを徹底したものである。これまた外観こそ古びてはいるが、内部はほとんど⇒2024/10/07
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- 月刊オヤジズム 2012年5月号 オヤ…