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出版社内容情報
シェリルの秘密と血晶の謎――最後の戦いが始まる!魔人の国「ネヴァケー」。『大血晶』の情報を求め、そして師の意思を継ぐため、この地を訪れたスラヴァ一行を待っていたのは……魔人との喧嘩の日々!? そんな彼らの前に現れたのはシェリルと縁の深い人物で――
赤石 赫々[アカシ カッカク]
大手小説投稿サイト「小説家になろう」において同名タイトル「武に身を捧げて百と余年。エルフでやり直す武者修行」を連載。
bun150[ブン]
内容説明
魔人の国「ネヴァケー」。『大血晶』の情報を求め、そして師の意思を継ぐため、終着点を訪れたスラヴァたちを待っていたのは…戦闘を娯楽と考える魔人との喧嘩の日々だった!?豪快な魔人たちに辟易するのもつかの間、全員が血晶を使用しつつも自我を保っている異様な一団―『エソドの行者』の強襲によって状況は一変する!彼らを従える少女・シャアラが語る血晶の秘密、魔人の秘密、そして―「あのね!お姉ちゃんが出来た!」シェリル出生の秘密とは!?真の“最強”を目指すエルフの少年が辿り着く穢れた真実。少女の犠牲が代償となり、物語は最終局面へと動き出す―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
尚侍
6
とっても面白かった。いよいよラストスパートといったところですが、ここにきてこういう見せ場を持ってくるとは思いませんでした。物語の中で大きな謎とされていたものに実は理由があり、その謎が明らかになった後でどんでん返しがあるというのは王道ですが非常に盛り上がるところなので、つい読む速度が上がってしまいました。ネタバレになるので詳細は書きませんが、あれだけ魅力的な立ち位置のキャラをこのように使うというのも衝撃的で、そのあたりまで含めて最後どのように帳尻を合わせてくるのか、続きが楽しみです。2016/10/25
真白優樹
6
魔人の国で喧嘩に明け暮れる中、謎の一団が強襲する今巻。―――明かされた真実、哀しき決別。そして舞台は終幕へと動き出す。明らかとなった真実、それはとても重く。一瞬の日々の末、少女は自らを散らし。そしてスラヴァの拳は未だ届かず、仇敵は更なる力を得る。最終への布石であり分水嶺ともなった今巻は多少雰囲気を変え、敵の更なる強大さ、そして最後に武人としての矜持を見せた男の死が盛り込まれ最終決戦へと向かう巻となっている。・・・里帰りに待つものは。彼らの拳は仇敵に届くのか。待ち構える決戦の行方は。 次巻も楽しみである。2016/10/24
ちゃか
3
獣人の国での修行を終えて、いよいよ魔人の国へと踏み込んだスラヴァ達。 シェリルやダグラスの事もありますし、魔人も悪い輩ばかりではないとおもってましたけど。 予想以上に喧嘩バカというか。「お前強そうだな、少し戦ってみるか」を何回もやる羽目になってアルマが疲弊していたのは笑えましたね。知名度がありすぎるのも善し悪し。2021/03/25
こげぱん
1
強敵が強敵になってた件。これからどう修行して強くなるのか楽しみです。2021/10/30
菊地
1
ライバルの散り際の美しさよ。2016/12/03