感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
256
ヘヴンリー・ハウスのシリーズにもあったのだが、こちらの『世界現代住宅全集』版は写真や図版がはるかに大きい。このサヴォワ邸はフランスのポワッシーに建てられているのだが、私はこれまでこの建物に限らず、いずれも立地がきわめて重要なものだと考えてきた。ところが、本書の巻頭言を書いている隈研吾氏によれば、サヴォワ邸は20世紀アメリカの、商品としての住宅の幕開けを告げるようなものであるらしいのである。「それはかつてのいかなる建築よりも見事に大地から切断されており」と言うのである。そうだったのかと目から鱗という次第。2024/09/26
ことぶき
1
サボワ邸=フレーム。デュシャンと同じ。言いたいことはわかるけど、もう少し素直な感想でもいいような。水平連続窓はどこからみてもフレーム。ポッ窓は軸がずれるとフレームじゃなくなる。たしかに。