中公新書ラクレ
乱れているか?テレビの言葉―新日本語の現場〈第2集〉

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  • サイズ 新書判/ページ数 302p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121501295
  • NDC分類 810.4
  • Cコード C1281

出版社内容情報

入試を含めた教育現場と過剰敬語、読み間違い等が多々見られる放送現場から、新しい日本語の世界を探る

内容説明

刻一刻と変化しつづける日本語。中高年には理解できない若者言葉も数多い。アナウンサーの言葉の誤用や入試問題をめぐる教育現場の悪戦苦闘ぶりを検証し、新たな日本語像を探る。

目次

第1部 ここが気になる、放送用語(聞き苦しい表現;「鳥肌」あれこれ;数字はどう読む ほか)
第2部 国語教育を考える(長文問題の狙い;筆順は時代遅れ?;そもそも小学校では― ほか)
番外編(「納得診療」に異論続出;“カタカナ境界線”は五十歳?;「なので」「し」に新用法? ほか)
特集 中学入試―解いて分かる、国語のおもしろさ

著者等紹介

橋本五郎[ハシモトゴロウ]
1946年秋田県に生まれる。70年慶応義塾大学法学部卒業後、読売新聞社に入社。地方部浜松支局、社会部、政治部次長、論説委員のあと、97年政治部長。その後、編集局次長を経て、現在編集委員。日本テレビ系「ズームイン!!SUPER」などにも出演し、ニュースをわかりやすく解説している。2004年4月からは東京大学経営協議会の委員も務める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

1
言葉は常に移り変わっていくものである。そのため、正しいかどうかを判断するのは簡単ではない。変化を全て否定するのは正しい行為ではないが、かと言って何も考えずに正解を決めるのもまたおかしなことである。変化しているかどうかや、その傾向を調査することは意義のあることとなるだろう。2017/08/09

takry09

0
放送現場にもはびこる日本語の乱れを、具体例と共にわかりやすく記した本。五郎さんらしい柔らかい物腰ながらも、日本語の乱れを憂う姿勢が非常に伝わってきた。ら抜き言葉、不自然な敬語など身に覚えのある事ばかりで、読んでいて冷や汗をかいた。鳥肌が立つ の用法の間違いを読んだ次の日、野田総理が間違い例そのまんまの使い方をして猪瀬直樹氏に批判されていた。言葉をしっかり扱えないという事は、信用にも関わる事なのだと感じた。2012/09/23

穂積

0
第一集が興味深かったので読んだが、期待はずれ。2011/12/02

アルゴン

0
★★★    テレビの言葉の乱れには歯止めがきかなくなってますね。この本で取り上げられていることがまだかわいいと思えるくらい。2009/08/23

金吾

0
△言葉は生きものということを感じました。2019/10/12

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