感想・レビュー
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ヴェネツィア
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ルイス・バラガンが自邸、兼アトリエとして建てた家。メキシコ・シティ南西部の下町で低所得者の街であったタクバヤ地区の一帯を分譲し、その1区画にあるようだ。外観は得体の知れない感じである。塔を擁した凸凹の建物である。用途も不明に見えるが、スパイのアジトだと言われれば納得しそうだ。ただし、赤、ピンク、黄色、黒と壁面は所々カラフルである。自邸部分の内装は、どの部屋にもやたらに階段があることを除けば、意外にシック。スペイン風の梁と階段や床が木製で、そこに赤(時々、金)を配したメキシコらしいセンスである。2024/09/07
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