出版社内容情報
修正要求してきた両国の「教科書に歪曲はないか」
日本の検定を合格した教科書に「歴史を歪曲している」として、多くの修正要求をしてきた韓国と中国。
それでは、韓・中両国は、国定教科書で子供たちに日本との関係をどう教えているのか。
戦後教育の気鋭の研究者である著者が両国の教科書を精査し、徹底検証する、そこから浮かび上がってきたものは、自国に都合のよい歴史認識であった。韓国、中国からの批判に耳を傾けるには、両国の教科書についても知っておく必要がある。
両国教科書への逆修正要求を展開し、歴史教科書について考える。
勝岡 寛次[カツオカ カンジ]
著・文・その他
内容説明
日本の検定を合格した教科書に「歴史を歪曲している」として、多くの修正要求をしてきた韓国と中国。それでは、韓・中両国は、国定教科書で子供たちに日本との関係をどう教えているのか。戦後教育の気鋭の研究者である著者が両国の教科書を精査し、徹底検証する。そこから浮かび上がってきたものは、自国に都合のよい歴史認識であった。韓国、中国からの批判に耳を傾けるには、両国の教科書についても知っておく必要がある。両国教科書への逆修正要求を展開し、歴史教科書について考える。
目次
序論 「小中華」意識の呪縛―韓国の歴史教科書を読んで
第1部 韓国の中学歴史教科書を批判する(韓国中学歴史教科書の編集方針;三国時代の日韓関係;高麗時代の日韓関係;李朝前期の日韓関係;李朝後期の日韓関係;日本統治下の朝鮮)
第2部 中国の中学歴史教科書を批判する(中国中学歴史教科書の編集方針;漢・隋・唐時代の日中関係;宋・元時代の日中関係;近代の日中関係(清朝滅亡まで)
近現代の日中関係(辛亥革命以降))
第3部 歴史教科書をめぐる、韓国・中国の学者との論争
著者等紹介
勝岡寛次[カツオカカンジ]
昭和32年、広島県生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了。現在、明星大学戦後教育史研究センター専任研究員、明星大学講師
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