感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サティ
8
おもしろかった。身近なことだから面白く感じるのか。日本で初めて全身麻酔をした115年前には、沖縄ではすでに全身麻酔の技術があったとか。しかも、医者ではなく通訳をする人で、彼の語学力が認められ中国の秘伝である麻酔の技術を許されたとか。沖縄の馬が万里の長城で活躍したらしい。何気に見ている景色が変わります。もしかしたら知り合いがこの本の登場人物の子孫かもね。。。2020/09/24
sal
2
沖縄の歴史を口語文体でわかりやすく解説してくれている。どのページにも挿絵があって、その挿絵のギャグ感が秀逸。「神酒(ミキ)を持つ真矢みきの絵、あきらめないで〜」2019/08/03
トマズン
1
沖縄に火山のある島があるとは思わなかった。 しかも、その島の名は硫黄鳥島で与論島よりも上に位置してるけど鹿児島県じゃなく久米島町である。 琉球馬もそうだけど戦国時代の馬の殆どは在来馬で映画やドラマに出てくる様な大型ではなく ポニーに属する様な小型の馬だったらしい。 意外にも滝沢馬琴は為朝伝説(中山伝信録)を元に作品を手掛け それで日本初、筆一本で食べていける作家になった。 ヒトッチ塾長、興味深い面白い話をありがとう。2017/02/18
ふら〜
1
なんか沖縄でそれなりに話題に?なっているとのことで、池袋のジュンク堂で購入。伊波普猷と来間泰男の著作の間にこじんまりと挟まれていたが購入したレシートを見ると「児童書」の括りらしい。成程、著者が『ワラビー』で連載している内容を著作としたものだとか。想定している対象年齢は低いのだろうが、内容は面白い。個人的には経塚の由来が知れたのは良かった。「沖縄らしくないなぁ」などと、あの辺の学校に通いながら思っていたがそういうことだったとは。 2017/03/26
うなきち
0
うちなーぐち(沖縄方言)混じりで語りかけるように、沖縄史のアレコレを説いている。子供向け地元新聞のコーナーを纏めたものなので、とても易しい入門書。全くうちなーぐちが分からない方には、文体に慣れるのに少し時間がかかるのかも?史跡などを巡る旅行などに携えるとより楽しめること請け合い。ただ、歴史の時系列に沿って編集されてはいないので、巻末に索引があるとより良いなぁと思った。続刊が楽しみ。2017/09/06
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