内容説明
水墨画家・傳益瑤が、一茶の俳句と芭蕉の「おくのほそ道」から67点を描き、文章とともに収録。
目次
1章 一茶(雪とけて村いっぱいの子どもかな;ちりめんの狙を抱く子よ丸雪ちる;桜さくらと唄われし老木哉;痩せ蛙負けるな一茶これにあり;朝顔や吹倒されたなりで咲く ほか)
2章 芭蕉(草の戸も住替る代ぞひなの家;行春や鳥啼魚の目は泪;あらたうと青葉若葉の日の光;野を横に馬牽むけよほとゝぎす;田一枚植て立去る柳かな ほか)
著者等紹介
傳益瑤[フエキヨウ]
水墨画家。1947年、中国江蘇省南京市に、中国画壇の巨匠・傳抱石の第五子として生まれる。79年、国費留学第一期生として来日、創価大学で日本語を学ぶ。81年、武蔵野美術大学大学院で塩出英雄氏に師事。83年、東京藝術大学平山郁夫研究室に入り、研究生として敦煌壁画の研究と日本画を学ぶ。長年の国際的活動がたたえられ、中国国務院から「第五回中華之光賞」、日本政府からは令和3年度「文化庁長官表彰」が授与されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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