内容説明
“神帝”政権に制圧されたアトランティスの情勢に抵抗し、弾圧と迫害を乗り越えたランソロたちは、帝国最後のオリハルコン鉱山をめぐる戦いに挑む。小惑星“ウルヴェル”が接近するなか、悪疫“赤死病”が猛威ををふるい、帝国の人口は激減して、国家機能が麻痺しつつあった。植民地の各軍を束ねた合同軍は、最後の国民総脱出をかけて、帝国軍と交戦状態に入った。同時にパラエトンも、ランソロやアルナエリやソマをともない、“神帝”やフオルオルたちと雌雄を決すべく、最後の戦いにおもむくのだった。
-
- 和書
- 風雪 - 句集