内容説明
本書は、20世紀のイギリス文学を代表する2人の小説家、E.M.フォースターとD.H.ロレンスの数ある短編小説の中から、ギリシア神話の牧神パーンが現代のキリスト教的文明社会に蘇るという共通するモチーフを持った物語をそれぞれ1編選び出し、それらとテーマ的に関係のあるロレンスのエッセイからの抜粋を加え、さらに論考・解説を付したものである。
目次
第1部 文学におけるパーン・モチーフ(パーン対キリスト;「パニックの話」について;「最後の笑い」について)
第2部 TWO TALES OF ‘PAN‐MOTIF’(THE STORY OF A PANIC〈by E.M.Forster〉;THE LAST LAUGH〈by D.H.Lawrence〉)
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