出版社内容情報
ヒトの近縁な霊長類から系統としては遠いが身近なイヌ,ネコ,アリまで,その生活史や子育てのしかたを紹介.ヒトを含めた動物の子育てとはどのようなものなのか,心理学,行動学,進化学に基づき,信頼できる最新の科学的情報を伝え,子育てを相対化する視点を提供する.
内容説明
子育てする/しないのはなぜ?親の愛にも限りがある!?離乳やひとり立ちのタイミングはどう決まる?子どもとかかわりあうと、性別・子育て経験を問わず生理的・心理的変化が起こる!?…などなど、潔くてうらやましい?動物たちの姿と、いきづまりがちな子育ての視点を変える科学的情報が満載。
目次
1 まずは知りたい!子育てといういとなみ(進化の中で子育てをとらえる;ヒトという動物の子育て ほか)
2 みんな同じ…子育てをめぐる葛藤(出産・子育てをめぐる心と体のしくみ―ラット;抱っこで落ち着くのはなぜ?―マウス ほか)
3 どこか似ている?さまざまな子育てのかたち(ママのワンオペ孤育て―オランウータン;献身的すぎる?パパのワンオペ―トゲウオ ほか)
4 のぞいてみよう!驚きの子育て戦略(冬眠中の出産!身を削っての子育て―ツキノワグマ;進化がとぎすましただまし術―ジュウイチ ほか)
著者等紹介
齋藤慈子[サイトウアツコ]
上智大学総合人間科学部准教授
平石界[ヒライシカイ]
慶応義塾大学文学部准教授
久世濃子[クゼノウコ]
国立科学博物館人類研究部日本学術振興会特別研究員
長谷川眞理子[ハセガワマリコ]
総合研究大学院大学学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ぽけっとももんが
1984
八
Junichi Kitazawa
takahiroyama3