内容説明
おこってはいけない。だれかがおこるとだれかにでんせんしてだれかがまたおこる。それがまただれかにでんせんしてなーんにもいいことない。せかいをへいわにするほんきのあいことば「いいからいいから」。
著者等紹介
長谷川義史[ハセガワヨシフミ]
1961年大阪府生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おくちゃん👶柳緑花紅
86
おじいちゃんは凄い!!そして今回はストーリーと一緒にじっくりと絵を見た!細かいところにあるわあるわ(笑)電信柱の張り紙、うまい やすい おそい 国際文化食堂(笑)テーブルの上の週刊びんぼう(笑)他にもたくさん、探すのも楽しい。びんぼうがみ~ふくのかみにバトンタッチ!!なんで福の神は関西弁やねん。 でっせでっせってなんやねん。普通が一番だね♪2015/09/04
かおりんご
54
読み聞かせ(341)読み聞かせ係さんによる読み聞かせ。今回は、貧乏神が登場!でも、普通がいいよね。2015/02/24
つくよみ
46
図書館本:額のへそは置いておいて・・・さんぽしていて出遭ったのは、きったないじいさん。聞けば貧乏神だと言う。行くところが無い貧乏神を「いいからいいから」と家へ連れて帰るお話。家に帰れば、貧乏神の神力覿面。泥棒に入られ、お母さんは財布を落とし、お父さんの会社はつぶれ・・・それでも「せっかくつぶれたんじゃ、しばらくゆっくりすればいい」と言い切るおじいちゃん、おおらかさは神の如し。本当の福の神は、このおじいちゃんのような存在かも知れない。2013/09/24
ゆうゆうpanda
42
貧乏神を家に招いてしまったおじいちゃん。早速泥簿が入ります。(温泉旅行のお土産?)『ちちかえる よしお』と赤富士は残し、綺麗さっぱり!おばけに黙って麦茶を出してあげていた優しいお母さんもサイフを落とします。でも、一番大変なのはリストラにあったお父さんです。昼風呂に入り、おじいさんに長年の労のお礼をされたお父さん。一番最短の時間で立ち直れたのではないでしょうか。貧乏神やら福の神やらでドタバタしている状況で、一人で空を見ている姿に哀愁と男の色気を感じます。普通が一番。でも、普通を維持するには努力がいるのです。2016/07/03
かおりんご
41
読み聞かせ(4)まだまだ絵に集中しきれていないからか、おばけがちらほら隠れているのには、気づけなかった。一人読みのときに、気がつくかな?びんぼうがみや、ふくのかみがなんなのか、分からないようだったので、説明しながら読む。2016/04/08