感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
115
『ムッシュ・ムニエル』シリーズ第三作。絵のタッチが一作目に戻った。街角で哀しい歌を聴いたムニエルさんは悪戯心を出して、魔術で月を打ち落とした。それを見ていた謎の男は、月を横取りして逃げていった。ムニエルさんとのデッドヒートの末、謎の男のアジトにたどり着く……。今回の魔術はスケールが大きい。詰めの甘さは相変わらずだけど、ムッシュ・ムニエルはすてきな魔術師。2016/04/17
nakanaka
61
シュールな展開が続く不思議な世界観でした。夜の街で歌を歌っていた女性からその歌を吸い取り、魔術を使い月を手に入れたら、月の研究をしている双子の博士に月を盗まれて…。ちょっとついていけない展開でした。魔術師ムッシュ・ムニエルとは一体何者⁉2019/09/04
めしいらず
52
ホントのところ、ストーリー自体は他愛ない。それを、一度見たら忘れられない独特の絵と、ディテールへのこだわり(歌声を瓶に詰めて発射し、月を撃ち落とすとか)で愉しく読ませてくれる。月を奪った双子の博士を、ムッシュが追跡する場面が可笑しい。2014/01/26
♪みどりpiyopiyo♪
48
佐々木マキさんのご本は、不思議な題に惹かれて読んでみたくなります。ムニエル氏のにんまり顏も 楽しいことを約束してくれそうで♡ ■魔術師のムッシュ・ムニエルが呪文を唱えると それはシュルシュルとお空に昇って…。■「ホッホッホ」「ホッホッホ」追いかけっこの場面が大好きです♪ この人たち かわいいなぁ(ღ′◡‵) のどかでレトロな絵もいい感じ。いつもの おっちょこちょいなムニエル氏なのでした。■それじゃ、また あおう。グッドバイ!(2001年)2017/03/27
momogaga
45
【おとなこそ絵本】佐々木マキさんの世界を堪能できました。お月様を眺めたくなりました。2020/09/22
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- 和書
- 物語日本史 4