出版社内容情報
おばあちゃんがだいすき!な女の子と、孫がかわいくてしかたがない!おばあちゃんのお話です。
相手を想うということは、こんなにもパワフルなことなんだと気付かせてくれる絵本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
308
五味太郎の絵本。お話はいたってシンプルで、よおちゃんとおばあちゃんが互いに会いたくて何度もすれ違いというもの。幼少期の子どもたちは同じパターンの繰り返しに無上の快感を覚えるようだ。この類型の多いこと多いこと。それは人間が本来持っている初元的なものに発するのだろうか。さて、この絵本だが、生命はやはりあの飄々とした伸びやかで明るい絵にある。みんなの演劇的な表情もいい。ついでにネコやヤギまでが。2024/07/02
優花 🍯モグモグ
27
こういう、温かな絵本っていいな。読んでいてホッコリした気持ちになりました。2013/12/25
gtn
26
よおちゃんは、おじいちゃんでは満足できなかったのか。おばあちゃんも、よおちゃんの母では気詰まりだったのか。よく考えたら、あんまりである。2020/04/10
Kawai Hideki
25
孫娘とおばあちゃん。ある日、突然お互い会いたくなって、孫娘はおばあちゃんのところへ、おばあちゃんは孫娘のところに入れ違いで行ってしまう。あわてて戻るもこれまた入れ違いに。会いたい気持ちは募るばかり。果たして二人は会えるのか?と、ほのぼのながらも手に汗握る展開の絵本。2014/01/26
Hong Kong
22
五味太郎さんの詩を探しているのだが適当なのがなくて、この好きなお話を再読。2023/10/11