内容説明
ウェグナー、ヤコブセン、モーエンセン、フィン・ユール。北欧四巨匠がデザインした美しすぎる椅子のすべて。
目次
ハンス・J.ウェグナー(カタログの中のウェグナー;ウェグナー、チェアカタログ ほか)
アルネ・ヤコブセン(カタログの中のヤコブセン;ヤコブセン、チェアカタログ ほか)
ボーエ・モーエンセン(カタログの中のモーエンセン;モーエンセン、チェアカタログ ほか)
フィン・ユール(カタログの中のフィン・ユール;フィン・ユール、チェアカタログ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ろびん
5
革張り椅子がとてもうつくしいなぁ……。欲しいかどうかは別問題なんですけども。2018/08/28
Yuji Hamano
5
知れば知るほど面白くなってくる世界だと思う。シリーズがでているので次々と手を出してしまう予感。美しい日常生活用品を使うという北欧全体でのブームがかつてあったという事が今の土台になっているとは知らなかった。いつかは我が家にも欲しい椅子ばかり。。。。2015/06/02
しょー
3
椅子を観察する楽しみが生まれた。材木や曲線にも目を向けたい。2014/10/21
上空弘育(ひろじー)
2
読み友さんの読書履歴から気になった本。数々の美しい作品を眺めるだけでも楽しくなる。 座り仕事が大半である自分にとって、椅子に求めることは、機能性だが、美しい椅子は機能だけではなく、単体での美しさ、部屋に置かれたときの調和、座りたくなる衝動を与えてくれるものなのかもしれない。紹介されている椅子ひとつずつ、シチュエーションごとに座った感触を確かめてみたくなる。2024/07/28
figaro
1
ヤコブセンのSASロイヤルホテルのトータルデザインは、「北欧建築紀行」の冒頭でも絶賛されているが、伝統を重視する北欧でも、モダニズムにこだわったことによる勝利と思える。ただ、椅子だけをみると、ウェグナーのY-チェアやモーエンセンのJ-39の汎用性が勝るのだろう。この本では、北欧家具が通用力をもつ理由を、デザイナーと職人との対等な関係に求めているが、ウェグナーが工房の技術力を計算して椅子を作ったという逸話からも納得ができる。馬具職人の失業から生まれたスパニッシュチェア、フォルムも制作意図も素晴らしい。2017/08/22
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- 和書
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