目次
第1章 日本の建設産業の実態を知る(建設産業の事業環境の変化;建設入札・調達に関する分析;社会基盤整備事業の原理を考える;建設産業が直面する問題;国民の信頼を取り戻す方策)
第2章 建設契約管理基盤の認識(追加費用と工期延伸対応;設計・契約変更のガイドライン設定;建設契約を理解するための基本法的教義)
第3章 公共工事標準請負契約約款の分析(標準契約約款に関する基礎知識;公共工事標準請負契約約款の条項分析)
著者等紹介
草柳俊二[クサヤナギシュンジ]
東京都出身。1944年生まれ。1967年武蔵工業大学(現東京都市大学)工学部土木工学科卒。1967年大成建設株式会社に入社後、国内プロジェクトに従事した後、1974年よりインドネシア、ナイジェリア、インド、コロンビア等の国際プロジェクトに従事。1980年から約2年間、プロジェクトマネジメントの実践技術を学ぶため米国企業に勤務。1996年、大成建設在籍中に「国際建設マネジメントの研究」で東京大学にて博士号取得。2001年より大学教員となり国際プロジェクトの研究と人材育成に従事。1996年に土木学会論文賞、2009年に国際貢献賞、2016年に建設マネジメント分野で功績賞を受賞。2008年、アジア13カ国16大学の建設マネジメントを専門とする大学教員のフォーラムICMFAを設立し、議長に就任。現在も国内外で建設マネジメントに関する研究と人材育成活動を続けている。2016年より東京都市大学大学院社会人コース客員教授。高知工科大学名誉教授。愛媛大学客員教授、カンボジア工科大学客員教授、モンゴル科学技術大学客員教授。横浜国立大学講師、土木学会名誉会員、2005年度土木学会副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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