近松研究所叢書<br> 吉永孝雄の私説 昭和の文楽

近松研究所叢書
吉永孝雄の私説 昭和の文楽

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  • サイズ A5判/ページ数 279p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784870887305
  • NDC分類 777.1
  • Cコード C1395

内容説明

寄席にその姿を見ない日はないと噂された希代の「文楽好き」が、初めて語った昭和文楽の苦闘の時代。四ツ橋文楽座の開場から国立文楽劇場設立に至るまで、生涯を通じて文楽をこよなく愛し、文楽普及のために奔走した吉永孝雄の聞書をもとに編集。

目次

1 昭和文楽の思い出
2 劇評家と文楽の人々
3 新作・復曲と演出

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fonfon

14
文楽を好きで好きでたまらなかった吉永先生が懐から上等のお菓子をとりだしてぱらぱらと撒いてくださるのを、あれも、これも、と走り回って拾い集めるような、そんな楽しく豊かな気分を味わえる聞き書きの本です。昔の名人たちのエピソードがたっぷり。そして、吉永先生とお仲間の人々がいかに真摯な努力をされて、大阪の「粋」の賜物である文楽を後世に残そうとされたかも、じんわりとわかる仕掛けになっています。名著。急逝が惜しまれます。2014/12/23

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