目次
第1章 「公共図書館の電子図書館・電子書籍サービス」調査の結果と考察
第2章 国立国会図書館、図書館向けデジタル化資料送信サービスの状況について
第3章 電子書籍とアクセシビリティ
第4章 学校教育における電子書籍利用の現状と課題
第5章 公共図書館のデジタルアーカイブを取り巻く環境と今後の方向性―デジタルアーカイブ連携のススメ
第6章 「公共図書館の電子図書館・電子書籍貸出サービス等のアンケート」集計結果
第7章 アンケート用紙原本及び用語の説明
著者等紹介
野口武悟[ノグチタケノリ]
1978年生まれ、専修大学文学部教授・放送大学客員教授、博士(図書館情報学)。主に、図書館(特に公共図書館と学校図書館)サービスのあり方、情報のアクセシビリティなどを研究している
植村八潮[ウエムラヤシオ]
1956年生まれ、専修大学文学部教授、博士(コミュニケーション学)。東京電機大学工学部卒業後、同大出版局に入局。出版局長を経て、2012年4月より専修大学教授。同時に(株)出版デジタル機構代表取締役に就任。同年取締役会長に就任し、2014年退任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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佐島楓
41
レポート用参考文献。最新版が手に入らずこれで代用。アンケートのため現場の声がよくわかる。2017/12/18
スターライト
5
電子出版製作・流通協議会が、全国の公共図書館にアンケートを実施し、公共図書館での電子媒体の資料についての現状と課題をまとめたもの。タイトルに含まれている電子書籍の貸出サービスは一部にとどまり、多くは郷土資料をデジタル化し、それを利用者に提供しているにとどまっている現状が浮き彫りになっている。その実現には、ヒト(システムやサービスに習熟した担当者の配置)・モノ(利用端末・システム)・カネ(予算)の面が障害となっており、その背景には図書館側の紙媒体へのこだわりも垣間見える。まだまだ普及には遠いようだ。2017/07/09
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