内容説明
学校という共同の場で、対他である子どもとの関係性の中で自らの在り方を問い続け、「自問清掃」実践に立ち向かった教師たち。著者は、34年間の教師生活のうち、20年以上を「自問清掃」と共に歩んできた。「自問清掃」で、子どもも教師も変わり、そして育った。
目次
第1章 教師教育研究と学校掃除
第2章 「自問清掃」とは何か
第3章 「自問清掃」研究の現状
第4章 「自問清掃」実践者たちの教師成長
第5章 「自問清掃」実践者の自己省察と教師成長
第6章 教師成長と“自覚”の構造
著者等紹介
平田治[ヒラタオサム]
1953年長野県生まれ。信州大学教育学部卒業後、34年間長野県小学校教員。早期退職し信州大学大学院教育学研究科に進学。修士(教育学)。研究テーマは、「自問清掃」「学校掃除」「現職教師教育」「追求型授業」。この間、平成4年度文部省教員海外派遣団参加(アメリカ教育視察)、平成7年度長野県教育委員会派遣内地留学(文教大学)、平成19年度文部科学大臣優秀教員表彰。全国自問教育の会(理事)、日本教師教育学会、日本教師学学会、日本教材学会、日本特別活動学会に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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