内容説明
はじめて書かれた斎藤喜博の全体像。著者が斎藤喜博の生き方に共鳴し、その創り出した事実に驚き、そして日本の教育の再生を願って、その人間と仕事のすべてを活写した。
目次
利根川の水は清く
心に残る先生はいた
宮川静一郎校長との出会い
自己とたたかい続けた日々
「小さい歴史」の大きさ
群馬アララギ会誌・ケノクニ創刊
編集所便から
文化部長の仕事
組合は日本の教育を救った
自転車で走ろうよ
打った手
新しい典型
波乱の11年
たまたまの1年
学校革命
教師を教師にした
おかしいではないか
いのち、この美しきもの
さまざまの批判
林竹二との出会いと別れ
教育行脚
皆そのときは美しかりき
室蘭啓明高校での五年間
残ってもよい残らなくてもよい
火の生涯の終わり