内容説明
欧米にて40年間読み継がれている名著がついに翻訳化。記念すべき日本語出版にあたって特別仕様。音楽家にとっての演奏空間と響き、音楽と社会との関わりについてなどを執筆。
目次
序 音響とこれからの音楽ホール
第1章 新旧音楽演奏空間の音響特性
第2章 オーケストラの楽器配置
第3章 楽器編成と奏法に関する音響学的考察
第4章 オペラハウスの音響的課題
第5章 音響学序論
第6章 楽音の構造
第7章 楽器の音色的特質
第8章 楽器の指向性
第9章 室内音響学の基礎
著者等紹介
メイヤー,ユルゲン[メイヤー,ユルゲン] [Meyer,Juergen]
1960年、ブラウンシュバイク工科大学よりPhD授与。1957‐1996年、ブラウンシュバイク州立物理工学研究所にて楽音の品質、楽器と空間の相互作用に関する研究を行う。1968‐2004年、デットモルト音楽大学トーンマイスター・コース教授。1989‐2003年、ブラウンシュバイク室内管弦楽団の指揮者を務める。2004年、独音響学会ヘルムホルツ賞、独トーンマイスター協会名誉賞を授与される
日高孝之[ヒダカタカユキ]
1979年大阪大学大学院工学部修士課程(応用物理学科)卒、現在、(株)竹中工務店技術研究所リサーチフェロー。工博(京都大学)、技術士(応用理学)、アメリカ音響学会フェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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