内容説明
本書が最も配慮したことは、建築を初めて学ぶ人達に、建築物の構成やしくみを総合的視点から建築技術を建築の実体と結び付けながら示し、深い知識を得る前に、浅く広い知識で技術全体のバランスと関連を理解させようとしたことである。内容は目次でも明らかなように、構造強度の問題から、材料・仕上げ・生産・施工の問題に及び、また現代構法の代表的なものを中心に、伝統構法や工業化構法の最も先進的なものにも触れている。
目次
第１章 概説（建築物の構成；構造方式の種類；構法の変遷）
第２章 主体構法（建築物への荷重・外力；鉄骨造；鉄筋コンクリート造；組積造；プレストコンクリート造；鉄骨鉄筋コンクリート造；木造）
第３章 各部構法（地業・基礎；屋根；壁；開口部・建具；床；階段；天井；造作と納まり）
第４章 設計・計画（設計プロセスと構法；部品とモデュラーコオーディネーション；構法の開発）
著者等紹介
内田祥哉［ウチダヨシチカ］
昭和２２年東京帝国大学第一工学部建築学科卒業。現在金沢美術工芸大学教授。工学博士。東京大学名誉教授
大野隆司［オオノタカシ］
昭和４３年東京大学工学部建築学科卒業。現在東京工芸大学教授。工学博士
吉田倬郎［ヨシダタクロウ］
昭和４４年東京大学工学部建築学科卒業。現在工学院大学教授。工学博士
深尾精一［フカオセイイチ］
昭和４６年東京大学工学部建築学科卒業。現在東京都立大学大学院教授。工学博士
瀬川康秀［セガワヤスヒデ］
昭和５１年明治大学工学部建築学科卒業。現在アーキショップ代表。明治大学非常勤講師
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- 和書
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