内容説明
本書では、過剰請求・過少請求を防ぐための方策として、カルテや伝票類の作成・記入の仕方や点数表の解釈、レセプトの点検の視点、症状詳記の記載方法、ひいては本来支払われなければならない未収金回収の方策などをまとめました。
目次
第1章 請求もれ・査定減“ゼロシステム”100(伝票システムの工夫;カルテ・伝票・レセプトのチェック;医療者のカルテ・伝票の記載方法等の改善;コンピュータ・システム(レセコン、オーダリング等)による請求もれ対策
薬剤・材料の在庫管理システム
院内の組織改革と職員教育
人員基準・施設基準見直し)
第2章 レセプトチェック技術(レセプトチェックのための重要ポイント36;“請求もれ・査定減”チェックリスト480;社会保険庁・レセプト点検実務要領)
第3章 レセプトチェック事例24(外来事例;入院事例)
第4章 査定減点が減る症状詳記の記載方法(よい症状詳記は査定減点を減らす;症状詳記の記載10事例―依頼例と改良例)
第5章 “未収金”という請求もれ(増えている未収金;未収金を発生させないための自衛策;未収金回収へ向けた具体的対応策)
著者等紹介
望月稔之[モチズキトシユキ]
1963年生まれ。1989年4月医療法人明芳会横浜旭中央総合病院入職。1993年9月医療法人五星会菊名記念病院入職。本部事務局業務部課長。病院事務研究会副委員長。神奈川県病院協会保険医療対策委員会医事研究部会委員。専門学校非常勤講師
持丸幸一[モチマルコウイチ]
1964年生まれ。1999年3月医療法人社団相和会渕野辺総合病院入職。事務部次長。2006年12月医療法人興生会相模台病院入職。事務部部長。診療情報管理士。病院事務研究会委員長。神奈川県病院協会保険医療対策事業委員。専門学校非常勤講師
武田匡弘[タケダマサヒロ]
1964年生まれ。1988年4月医療法人社団緑成会横浜総合病院入職。1999年1月日本鋼管病院入職。医事部医事室室長。病院事務研究会運営委員。川崎市病院協会社会保険対策部会委員。神奈川県病院協会保険医療対策委員会医事研究部会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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