内容説明
本書では東京都で記録されたトンボ全108種(2021年5月現在、ウスバキトンボを含む定着種・小笠原諸島分布種“固有5種と東京では小笠原諸島のみに分布する3種”・絶滅種・飛来種・移入種)を解説し、また将来、東京で発見されそうなトンボ2種についても紹介した。
目次
東京都のトンボ(アオイトトンボ科;カワトンボ科;モノサシトンボ科 ほか)
コラム(トンボに似た虫;東京から発見されたトンボ;謎の黒いトンボ ほか)
資料編(東京のトンボ相の特徴と現状(須田真一)
トンボの生活と生態
東京のトンボの保全(須田真一) ほか)
著者等紹介
喜多英人[キタヒデト]
1959年東京都北多摩郡久留米町(現東久留米市)に生まれる。宮城県仙台第三高等学校、学習院大学文学部卒業後、スイス系製薬企業に勤務。現在は退職し、東京のトンボをはじめ、日本全国のトンボの写真撮影や生態研究を行う。2007年から2019年まで日本トンボ学会編集幹事
須田真一[スダシンイチ]
1968年東京都杉並区生まれ。東京大学総合研究博物館研究事業協力者。東京農業大学農学部、建設省土木研究所環境部、東京大学大学院農学生命科学研究科、中央大学理工学部を経て2019年より現所属。日本トンボ学会副会長、久保川イーハトーブ自然再生協議会副会長・主席研究員、東京都自然環境保全審議会臨時委員、東京都の保護上重要な野生生物種に関する検討会委員・昆虫類専門部会長。専門は昆虫学・保全生態学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 金曜日の本 中公文庫