内容説明
これまでの体育の多くの実践研究は「教材で何々を教える」というものでしたが、最近では「何々を教えたいために何々の教材を使う」というように、教科内容の構造や枠組を明らかにして教材を考えていこうという研究が行なわれています。いまの子どもたちは、プロ野球・Jリーグのサッカー・相撲などにたいへん興味を持っています。断片的ではありますが、高度な情報化社会の中でスポーツ新聞・テレビ・週刊誌などを通じて教師以上に豊富な知識を持っている子どももいます。子どもたちは、「オフサイドとは何か」「なぜバスケットボールにバックボードがあるのか」「ラグビーのゲーム終了のことをなぜ“ノーサイド”というのか」「プロ選手はどうして生まれたのか」などさまざまな疑問や知りたいという要求を持っています。本書は、子どもたちのこれらの疑問や要求にこたえられるようにまとめてつくりました。また、私たちの授業やクラブ活動に使えるようにも工夫してあります。
目次
器械運動ランド
球技ランド
陸上競技ランド
水泳ランド
スポーツいろいろランド
ボールゲームのルールブック
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- 和書
- 慶雲 - 小川勝正全歌集