内容説明
北海道から沖縄まで、伝説となった幻のサイダーから行かなきゃ飲めない超レアものまで、地サイダーのすべてがわかる!日本全国ローカルサイダー95本厳選図鑑。
目次
第1章 伝説の地サイダー―今は手にできない、伝説となってしまった地サイダー(養老サイダー;金鶴サイダー ほか)
第2章 伝統の味わい―発売当時から現在まで、その味を守り続けている地サイダー(ダイヤモンドレモン;スワンサイダー ほか)
第3章 復刻された地サイダー―時を経て再び登場した地サイダーをご紹介(ありまサイダーてっぽう水;仁手古サイダー ほか)
第4章 地サイダー百花繚乱―日本中に溢れる様々なサイダーをテーマ別にご紹介(地名を冠した地サイダー;名所にちなんだ地サイダー ほか)
第5章 全国地サイダーリスト―2000年以降に販売されていた地サイダーのリスト
著者等紹介
清水りょうこ[シミズリョウコ]
1964年東京生まれ。1989年に清涼飲料水評論家としてティーン誌でコラム連載開始。以降、雑誌を中心に清涼飲料水関連の記事を執筆。テレビ・ラジオなどにも専門家として出演。青梅・昭和レトロ商品博物館缶長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 2件/全2件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
花林糖
15
(図書館本)最盛期には1000社以上のサイダメーカーがあった。特に地域限定ではなかったが、近接するメーカー同士が販売地域が重ならない様にしていた。そして空瓶を回収し再利用する為、販路は限られていた。現在は「地サイダー」として土産物や地域おこし等で復刻され再販されているのもある。「飲むより食べたいサイダー」として紹介されている北海道の昆布サイダー、宮城県の牛たんサイダー、長崎県のカステラサイダーを飲んでみたいです。巻末に全国地サイダーリスト有り。2024/11/09
ネコタ
13
最盛期には1000社以上のサイダーを作る会社があったそうだ。日本全国のローカルサイダー95本を紹介。今では飲めなくなってしまったものもたくさんある。名前に地名が入っているだけじゃなくて水にこだわったり塩が入っていたり果汁が入っていたり。カステラサイダーとか牛タンサイダーとか味がするらしい。そのものを食べたいけど1回くらい飲んでもいいかな(笑)サイダーとラムネの違いは大きくはビンの違い。他に2000年以降売られた1500種近くのリストあり。2016/11/10
ぽけっとももんが
7
戦時中、祖父は軍艦でサイダーを作っていた、という話を母から聞いていた。徴兵されて集められた時、サイダー作れる者、と聞かれて作ったこともないのに手を挙げて配属された、と。じいちゃんお得意のホラ話かと思っていたのだけど、有名な話のようですね。さて、そんないきさつもあってわたしはサイダーというものに愛着がある。ここにある地サイダーのラベルやびんはレトロでシックだし、地方の小さな工場で作られていて個性もいろいろ。市内の鉱泉所も載っていました。行かなきゃ飲めない貴重品。なくなる前にまた飲みに行かなきゃ。2016/06/11
らい♪
2
サイダー愛に満ちた本。色んなサイダーにワクワクしちゃいます。読みながら、子供の頃から炭酸好きで、色のついていないもの(スプライトとか三ツ矢サイダーとか)が特に好きだったなぁ、なんて思い出したりして。2016/05/02
Tatsuhito Matsuzaki
2
日本には最盛期で1000社以上のサイダメーカーがあり、様々な銘柄のサイダーを製造販売していました。その後、大手企業の商品が流通網の整備等に伴いシェアを拡げた結果、零細企業は撤退していきましたが、近年、復刻版や地域おこし&地産地消の農産物を活用した新たな「地元サイダー」等も誕生しています。ネット購入も可能なものもありますが、出来ればそのサイダーが産まれた現地で飲みたいですね♪ちなみに、本書の全国地サイダーリストに掲載されている我が茨城県の地サイダーは8種類です。2016/04/03