シェイクスピア論シリーズ<br> シェイクスピアのユーモア

シェイクスピア論シリーズ
シェイクスピアのユーモア

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  • サイズ B6判/ページ数 177p
  • 商品コード 9784870435056
  • NDC分類 930.28

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うえ

4
「人文主義の王者エラスムスは、その『愚神礼賛』において、真面目な冗談を完成させ、一方、イギリスにおけるその好適手サー・トマス・モアは、その『ユートピア』の装われた単純さの下に、最も大胆極まる諷刺的見解を隠した」「フランス英文学界の生んだ最大のアングリシストともいうべきルイ・カザミヤン」は「アンリ四世高校時代の直接の恩師であったH・ベルクソンの生の哲学をはじめ、当時衆目を集めていたE・デュルケムの集団心理の学説…などの、この上なく豊かな滋養で己れの知性を育み、彼独特の有機的綜合的イギリス研究法を構築した」2015/07/20

サイコ

0
第二部「名匠のユーモア」について。 シェイクスピアが生み出した偉大な彼の代弁者ともいえる道化「タッチストーン」「フェステ」「フォルスタッフ」。前者2人に対してフォルスタッフは理想化された、より構造的な道化である。彼ら”ユモリスト”の称号を手にするものは「自らをからかい、且つ事物の二面を同時に認識する精神的鋭敏さをわがものとしている」(p78)ために、滑稽さに一層の味わいが含まれるのである。2014/10/09

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